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【レビュー】バッファロー WSR-5400XE6/N を半年使ってみて思ったこと

最初に結論を置くと、私の環境では安定しませんでした。ここでいう「安定しない」は、使い始めてから1〜2週間、長くても1〜2か月のあいだに無線(Wi-Fi)の速度が極端に落ちる端末が出る、という意味です。4台(PC+スマホ)のうち、その時々で2台だけ急に遅くなる。不思議なのは、毎回同じ2台が落ちるわけでもないこと。

ただし、この体験はあくまで私の家・私の使い方での話です。初期不良や、家のレイアウト・電波の反射、ほかの家電との干渉といった環境要因も疑っています。なので「バッファロー=ダメ」と断じたいわけではない、という前提は最初に強く置いておきます。

私にとってバッファローは約10年ぶりでした。正直を言うと、昔の印象は“ちょっと不安定で設定が分かりづらい”というネガ寄り。ただ、Wi-Fi 6/6E世代になって各社かなり良くなってきているのも知っていたので、先入観をいったん捨ててこのモデルを迎え入れました。値段は2万円弱のレンジ。ゲームも配信もいける“はず”の器という期待を持って、いざ開封。

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開通直後は最高

導入体験は満点でした。プロバイダー情報を入力したら2分くらいで開通。この手際の良さは素直に気持ちいいし、プロバイダー情報が保存されるのも助かります。以前に使っていたエレコム機は、再設定のたびに契約書を引っ張り出して入力し直しだったので、この差は大きい。

速度も最初は無線で700〜800Mbps(手元計測)、有線で900Mbps前後。実際の体感でも「おっ、いけるな」と思わせる速さ。正直、「10年ぶりに戻ってきたけど、いまのバッファロー良いじゃん」と手のひら返し準備に入ったくらい、スタートは上々でした。

数週間〜数か月後に起きた失速

ところが、1〜2週間、長くても1〜2か月のどこかで、突然Wi-Fiの速度が落ちる端末が出てくる。4台のうち2台だけが顕著に遅くなり、ウェブがモタつき、クラウドの同期がカクつく。残る2台は快調のまま、というアンバランスさが余計にモヤモヤを育てます。

“賢い系の機能”——たとえば端末の優先度設定、バンドステアリング(2.4GHz/5GHzの自動誘導)、帯域制御——全部いったんオフにしても改善は一時的。いったん復活したかに見えて、数日〜数週間でまたどこかの端末がつまずく。こういう断続的な不調は、原因の切り分けが難しいぶん、精神的な消耗がじわじわ来ます。

ここで救いだったのは、有線はいつでも快調だったこと。これで「プロバイダーや回線そのものではなさそう」「無線側の問題に寄っている」と切り分けが進みました。

設置と設定でやってみたこと

まず疑ったのは設置場所。私は金属製の棚の近くに置いていました。金属は反射・吸収で電波の敵になりがち。そこでルーターを金属・壁・家電から1m以上離し、風通しの良い位置へ移動。体感は少し改善。ただ、完全復活とまではいかない

設定面では、前述の通り優先度・帯域制御・ステアリング系をオフ、端末側でもWi-Fiプロファイルの削除→再作成2.4GHz/5GHzの手動固定などベーシックな手当てを順に実施。これも効くときは効くのですが、やはり時間が経つと再発

追い打ちをかけたのがファームウェア更新です。最新に上げたら、ルーター設定画面へログインできなくなった。ネットは普通に使えるのに管理画面だけ門前払い。再起動・ブラウザ変更・キャッシュクリア……基本は一通り試してダメ。ここで原因追跡の手段が減ってしまい、気持ちがスッと冷めるのを自覚しました。

それでも褒めたいところ

テンションが下がる出来事ばかり書きましたが、良いところも明確です。

まず電波の強度。我が家の端でもアンテナ表示は安定していました。見た目はスリムでスタイリッシュ。サイズ感はだいたいiPhone16 Pro Maxを2〜3台並べたくらいで、テレビ台や棚に置いても圧迫感がない。

それから、1つのSSIDで2.4GHz/5GHzを自動で使い分けるタイプの接続が用意されているのも便利(呼び方はメーカーで違うけれど、体験としては“スマートコネクト系”)。価格も2万円未満のレンジで“スペック表の上では万人向け”。だからこそ、安定運用でつまずいたのが惜しい。このギャップに悩まされました。

私ならこう切り分ける

ここは備忘録を兼ねて、最小限の箇条書きで。

1. 設置場所のリセット:金属・壁・家電(電子レンジ等)から1m以上離して置く

2. ファーム更新の前に設定バックアップ(管理画面から保存)

3. 優先度・帯域制御・ステアリング系は全部オフで数日様子見

4. 端末側でWi-Fi設定(プロファイル)を削除→再作成2.4/5GHzを手動固定して比較

5. 初期化→最小限の設定のみで再検証(それでも再発なら)

6. サポートへ症状ログ付きで連絡 or 交換(早めに動くのがメンタルに優しい)

※今回、私は⑤までやって部分的に回復→再発を繰り返し、⑥に進むかどうかで迷っている段階です。

まとめ(おすすめできる人・できない人)

半年使ってみての総括は、導入体験は最高、安定運用で苦戦

設置環境に余裕があって、トラブル時に切り分けを楽しめるタイプには、十分“手なずけられる”可能性があります。逆に、「家族の在宅勤務で絶対に落としたくない」「たまの不調でも強いストレス」という方は、購入前に似た症状の報告がないかもう一度だけ確認してからでも遅くないはず。

個人的には、最初の速さと使い勝手の良さに惚れかけたからこそ、いまの不安定さがもったいない。もう少し場所や設定を追い込んで、それでもダメならサポートに相談→交換の道を選ぶつもりです。もし劇的に改善したら、この記事に追記します。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。私の失敗談とテンションの上下が、どこかの誰かの判断材料になれば嬉しいです。読書ログやガジェットの使用メモもぽつぽつ書いているので、気が向いたらまた覗きに来てください。

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